常滑焼急須　370cc（帯網）

常滑焼急須　370cc（帯網）

常滑焼（とこなめやき）の帯網急須は、日本の伝統的な陶磁器の一つで、
特に愛知県常滑市を中心に作られています。
この地域は、日本六古窯（にほんろっこよう）の一つとして知られ、約1000年以上の歴史を持つ陶器の産地です。

●帯網急須は、急須内部に「帯網」と呼ばれるフィルターが組み込まれたデザインが特徴です。
帯網とは、急須の注ぎ口に沿うように帯状に配置された金属や陶製の網のことで、以下のような利点があります。

①茶葉が詰まりにくい
帯網は広範囲に茶葉をこし取る役割を果たすため、注ぎ口が詰まりにくく、スムーズにお茶を注ぐことができます。

②茶葉のうまみを引き出す
常滑焼の急須は陶土が持つ優れた吸水性や保温性によって、お茶の風味を豊かに引き出します。また、赤土を使用したものは、タンニンを吸着する性質があり、まろやかな味わいを楽しめます。